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中国輸入代行の選び方|「費用・不良・連絡」3つの不満から逆算する

タオタロウ 現地レポート|役立つ情報
更新日:2026年10月2日|執筆:和田太郎(タオタロウ代表)
選び方
解説

中国輸入代行を選ぶときは、手数料の安さより先に「費用」「不良」「連絡」の3つを確かめるのが近道です。代行業者への不満としていちばん多く聞くのが、「表示と実際の費用が違った」「不良品が届いて泣き寝入りした」「連絡がつかなかった」の3つだからです。

前回の記事「中国輸入代行とは」では、代行業者が何をしてくれるのかと、費用の内訳を整理しました。今回は、業者を選ぶ段階で、この3つの不満を起こさないために何を確かめればよいかを、順に書きます。

不満1:表示と実際の費用が違った

「手数料が安いと思って選んだのに、請求額は思ったより高かった」。いちばんよく聞く不満です。原因の多くは、手数料以外の費用が見えていなかったことにあります。

確かめること1:手数料の計算のしかた。商品代に対する割合なのか、月額の会費なのかを確かめます。あわせて、中国元から円に換える為替レートがどう決まっているかも見ておきます。手数料が0%でも、為替のレートに上乗せがあれば、実際の負担は変わります。

確かめること2:料金表が項目ごとに公開されているか。中国国内の送料、検品や梱包のオプション、国際送料まで、事前に料金が分かるかどうかです。「別途お見積り」ばかりの業者は、比べようがありません。

確かめること3:国際送料の決まり方。国際送料は重さだけでなく、箱の大きさから計算する重さ(容積重量)でも決まります。軽くてかさばる商品は、送料が商品代を超えることもあります。自分の商品で、箱1つに何個入り、送料がいくらになるかを、発注の前に聞いておきます。

いちばん確かなのは、同じ商品・同じ数量で「届くまでの総額」を出してもらい、業者どうしを総額で比べることです。

不満2:不良品が届いて泣き寝入りした

中国から仕入れると、一定の割合で不良は出ます。問題は、それがどこで見つかるかです。中国にあるうちに見つかれば、売り手に交換や返金を求められます。日本に届いてから気づくと、送り返す送料のほうが高くつき、多くの場合そのまま損になります。

確かめること1:検品を、どこで、誰がやるか。中国の自社の倉庫で、その業者の人が見るのか。外に任せているのか。ここで、届く物の安定感が大きく変わります。

確かめること2:検品の範囲。数量を数えるだけなのか、袋を開けて外観まで見るのか。全部の商品を見るのか、一部を抜き取って見るのか。標準の検品でどこまでやり、どこから先がオプションになるのかを聞きます。

確かめること3:不良が見つかったときの流れ。写真で知らせてくれるか。売り手との交換や返金の交渉まで代わりにやってくれるか。ここまで決まっていて、はじめて検品が「損を防ぐ仕組み」になります。

不良が多い商品は、見た目の仕入れ値が安くても、実際には高くつきます。たとえば1割が不良なら、売れる商品1個あたりの仕入れ値は、表示の約1.1倍です。検品の費用は、この差を小さくするためのお金だと考えると判断しやすくなります。

不満3:連絡がつかない、状況が分からない

「荷物がどこにあるのか分からない」「問い合わせても返事が来ない」。中国とのやり取りでは、時差や連休もあって、連絡の問題が起きやすくなります。

確かめること1:窓口と言葉。日本語で、決まった担当や窓口に連絡できるか。中国側の状況を、日本語で説明してくれるかどうかです。

確かめること2:状況が画面で見えるか。注文・入荷・検品・発送のどの段階にあるかを、自分で確かめられるか。聞かなくても分かる仕組みがあると、やり取りの回数そのものが減ります。

確かめること3:止まったときの説明。通関で止まった、配送が遅れた、といったときに、理由と見通しを説明してくれるかどうか。中国の連休(春節・国慶節など)の前後に、いつまでに何をすればよいかを先に知らせてくれる業者は、この点で信頼できます。

確かめること4:責任者の顔が見えるか。運営している会社、代表者の名前、日本の事務所の所在地が公開されているか。何かあったときに、最後に誰が責任を持つのかが見えていると、安心して任せられます。

当社の場合をお話しすると、日本側では東京の事務所のスタッフも窓口として対応に入ります。中国・義烏の現地には、通関士資格を持つ日本人駐在員が常駐しています。そして、代表の私(和田)が、このブログやXで顔と名前を出して、現場で見たことを書いています。日本と中国の両方に日本語で話せる人がいて、責任者が見えていること。連絡の不満を減らすために、当社が大事にしていることです。

選ぶときのチェック表

確かめること 業者に聞く質問
手数料 手数料は商品代の何%ですか。月額の会費はありますか。為替レートはどう決めていますか
料金表 国内送料・検品・梱包・国際送料の料金表は公開されていますか
総額 この商品をこの数量で頼むと、日本に届くまでの総額はいくらですか
検品の場所と人 検品は、どこで、誰がしますか
検品の範囲 標準の検品では何を見ますか。全数ですか、抜き取りですか
不良のとき 不良が見つかったら、どう知らせてくれて、交換や返金まで交渉してくれますか
連絡 日本語で連絡できる窓口はありますか。注文の状況は画面で見られますか
責任者 運営会社・代表者の名前・日本の事務所の所在地は公開されていますか
自分の商売に合うか OEM・小ロット・Amazon FBAへの直送・無在庫販売など、必要な対応はできますか

最初は小さく頼んで、確かめる

どれだけ調べても、実際に頼んでみないと分からないことはあります。おすすめは、最初の注文を小さく刻むことです。サンプルや少ない数で一度頼み、総額が見積どおりだったか、検品の報告がどう来たか、連絡がどれくらいの速さで返ってきたかを確かめてから、本番の発注に進みます。

代行業者は、一度決めると長く付き合う相手です。手数料の数字だけでなく、「費用」「不良」「連絡」の3つを、最初の小さな注文で確かめてみてください。

ご相談はこちら

代行業者の見直しや、最初の小さな注文からご相談いただけます。当社は義烏に自社の倉庫と検品チームを置き、料金は項目ごとに公開しています。東京の事務所のスタッフも、日本側の窓口として対応に入ります。検品で不良が見つかったときは、必要に応じて写真でお知らせし、売り手との交換・返金のやり取りも行います。通関士資格を持つ日本人駐在員が常駐しています。

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※本記事は2026年10月2日時点の一般的な情報です。各社の料金・サービス内容は、それぞれの業者にご確認ください。
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