AlphaShop(遨虾)とは
仕入商品選びが100分が2分になる
1688公式AI agentの使い方
AlphaShop(中国名:遨虾/アオシア)とは、1688が公式に提供する越境EC特化のAIエージェントで、選品分析・工場探し・見積交渉・販促素材制作を自動化するツールです。熟練バイヤーが約100分かける選品分析を1〜2分で出力し、現在は期間限定で無料開放されています。日本の中国輸入事業者にとって何が使えて、何が使えないのかを現地から整理します。
5つのエージェントができること
- 咨询(相談)——越境ECの実務質問に回答。EC実務ベンチマークで汎用AIを上回る評価
- 选品(選品)——商品リンクやキーワードから、価格帯・利益幅・競合状況の分析レポートを1〜2分で生成。23カ国の市場データに対応
- 找商(工場探し)——画像をアップすると1688の大元の工場を照合し、資質・生産能力付きの比較表を返す
- 询盘(見積交渉)——複数工場への一斉見積・価格交渉をAIが代行。解決率はまだまだ。
- 素材——モデル着用画像や多言語の販促動画を生成
裏付けは、1688が26年蓄積してきたB2B取引データ(実際の卸価格・利益幅・履約実績)。公開ウェブにない「私有データ」で判断する点が、汎用AIとの決定的な違いです。
日本の事業者の実践的な使い方3つ
① Amazonリンクを貼って大元の工場を出す。気になる商品のURLや画像を投げるだけで、同型品の工場候補と利益試算が並びます。従来のリサーチ工程(セラー追跡→画像検索→比較)を丸ごと短縮します。画像は白背景・正面・商品単体に切り抜くと精度が上がります。
② 見積を貼って比較表を作らせる。候補5社の見積を渡して「比較表にして」と頼むと、単価・MOQ・納期・送料条件が一覧化され、見落としが消えます。
③ 認証リスクの事前警告を使う。選品段階でCE・FDA・RoHS等の認証リスクを警告してくれます。「買ってから資格が足りないと気づく」事故の一次スクリーニングとして優秀です(最終確認は専門家へ)。
AlphaShopにできないこと——ここが本質です
AlphaShopは選品・工場探し・交渉までを圧倒的に速くしますが、出てきた工場の実物品質は誰も確かめていません。AIは商品を触ったことも、においを嗅いだことも、縫い目を見たこともないからです。入口が2分になった分、「確かめずに発注する人」の事故はむしろ増えます。AIで浮いた98分を、サンプル確認と検品に回す——これが2026年の中国輸入の正しい時間の使い方だと考えています。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本語で使えますか?
A. インターフェースは中国語中心ですが、多言語対応が進んでいます。日本語で質問し固有名詞は中国語が多いですが日本語でも返事あり。
Q. 料金はかかりますか? A. 2026年7月時点では期間限定の無料開放中です。将来の料金体系は公式発表をご確認ください。
Q. AIが出した利益試算は信用できますか? A. 試算に不良率・検品費は含まれていません。実効原価(仕入原価÷(1−不良率)+検品費)で検算することを推奨します。詳しくは[実効原価の記事](内部リンク)へ。
まとめ
AlphaShopは「探す・比べる・交渉する」を自動化する強力な公式ツールです。ただしAIが均した部分ではもう差がつきません。差がつくのは、実物を確かめる工程だけです。AIが探し、人が確かめる——この分業で使ってください。(現在1688AIチームとコミュニケーションをとっています。チーム再編が近くあると思います。)
※本記事は2026年7月時点の情報に基づく一般的な情報提供です。制度・料金・仕様は変更される可能性があります。法務・税務の個別判断は専門家にご確認ください。
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